ボタン収集家Loïc Alio氏に初めてお会いしたのは、2012年の5月のこと。友人のボタン商のHebert氏の紹介でした。それ以来パリを訪れる度に、約束もしていないのに必ず偶然に出くわすという、、不思議な縁を感じます。去年も蚤の市で会ったし、今年も同じ蚤の市で会って、そのあとパン屋さんでも会って少しお話ししました。Alio氏は、ボタン収集家として有名な方で、今度パリ装飾芸術美術館で彼のボタンを展示するそうで、只今準備中なのだそうです。そして今回、別れ際にAlio氏が「アールヌーボー時代のだよ。」と言ってボタンをくれました。次パリに行く時は事前に連絡して、ゆっくりお話伺いたいです。
左がアールヌーボー時代のボタン。右は最初に会った時にもらった20年代初頭のボタン。
右:Alio氏が出版したボタンの本中にメタルビーズで刺繍したボタンを見つけました。18世紀末のボタンです。私がパリで買い集めたメタルビーズはこんなに歴史が古いものだったのですね。大切に使っていきたいと思います。
下:ボタンの本の表紙
左:20世紀のデザイナーRoger Jean-Pierreのボタンを紹介したページ。Yves Saint LaurentやGivenchyなどのボタンを手がけていました。スワロフスキーのクリスタルガラスを使ったボタンは、うっとりするほど素敵です。
下:Alio氏のトレードマーク!?チャーミングなサイン。